黒ラブメグの部屋へようこそ

      The Origin of Megu    黒ラブメグの誕生

      私がはじめてメグ(と思われる子犬)に出会ったのは、
      メグにとっては先住犬だったシーズーのムーミーが亡くなってから1年ほどたったある日でした。

      「もう生き物を飼うのはイヤだ。こんなに辛い思いをするのを絶対に避けられない。2度と生き物は飼いたくない。」
      そう思っていたはずでしたのに、娘とインターネットで生まれたばかりの黒ラブを見つけて、とりこになってしまいました。
      都内を縦断した向こうに位置している埼玉県の警察犬訓練所に
      黒ラブ同士の両親のあいだに生まれた9匹の黒ラブのあかちゃんでした。
      2001年6月23日(土)に生まれた仔たちのうち6匹は男の仔、3匹が女の仔でした。
      早速娘と一緒に埼玉県まで様子を見にいきました。
      駅からはだいぶ離れたところにある警察犬訓練所でしたが、緑が美しいとても広くて環境の良い場所にありました。
      生後まだ1週間という子犬たちは、まだ眼が開いていませんでした。
      ミュウミュウ行ってネズミみたいな生き物、、、足もまだたてずにハイハイしていましたが、思い切って3匹の女の仔を見せていただきました。
         
      2001年6月30日(土) メグの父親は、とても大きな黒ラブで、犬舎から出されるととてもうれしそうに私たちの方へ走ってきて私の顔をなめようと柵越しに飛びついて来たのです。
      その顔の大きいのに驚きました。元気で明るいとても立派な黒ラブでした。母親は、授乳のためかとても細くて、おとなしい性格の黒ラブで、 9匹の子犬たちを自分の体でやさしく囲ってなめていました。
      2001年8月5日(日) 3匹の女の仔の中でもひときわ元気の良い愛嬌のある仔に決めて帰宅しましたが、1ヶ月あまり待ってメグはやっと神奈川県の我が家につれられて来ました。
       メグが埼玉から神奈川へ車で我が家へ到着した時には、「クンクン」泣きながら車のケージの中に小さくなっていました。
      私はすぐ抱き上げようとしましたが、余りにも小さくか弱そうだったので、怖くて抱っこもできず、メグを連れてきてくれた訓練士の方がヒョイと抱き上げて我が家の中まで連れてきてくれました。
      親兄弟から離れて、初めての環境に慣れなくて、2~3日間、メグはサークルの隅の方で小さく丸まっていました。
      でも持ち前のラブらしい明るい仔ですぐに我が家のヒロインとなりました。

      生後43日というと、まだしっかりとは離乳出来てないようでした。
      持参のフードをふやかして、子犬用の粉ミルクを混ぜて食事を1日4回に分けて与えました。
      来た日から、まずトイレのしつけにかかりきりでした。メグはとても感のいい子でほとんど粗相をすることはありませんでした。完全に意識してシーツへするには3日もかかりませんでした。
      完全にサークルの中のシーツが1枚になったころから、1週間たってさらにトイレの場所を部屋にあるケージの中から、徐々にずらして行って、廊下の先のトイレと洗面所の手前に決めました。それも特に問題なくすんなりとクリアーしました。

      サークルに入って寝ていても、起きていても、常にサークルの入り口の扉は開け放してありました。と、言うのは、メグはまだ小さくて排尿の間隔がとても頻繁にするので、廊下の隅のトイレシーツへ行かれるようにと思って開けておきました。
      夜、寝る時も朝が早いので開けたまま休みました。
      朝、起きるとまず、ママのベッドへ来て前足でママの頭をカリカリして顔をペロペロとなめて起こしに来ました。それが毎朝4時半ころなのです。眠い目をこすりながらママはかわいくて、つい抱っこしてしまいました。(でもまだお風呂へ入れないのでメグはとてもくさかったのをよく覚えています。)

      ここはお台所です。
      ママが台所へ立つと、決まってするのがこのお座りです。
      こんなに小さいころから今もなお同じお座りでママを見上げます。
      現在は、「マット」という号令でダイニングキッチンのメグ用のマットへおしりがやっとのる程度に後進して行ってマットの上にお座りします。お料理の間はこのマットの上で伏せをして(勝手に)待っています。

      [生後4ヶ月] ワクチンの3回目が終わったころからかなり活発になり始めてママが手にしたものすべてに飛び掛りじゃれて噛み付いて、・・・が始まりました。
      お散歩中でもママのバッグに飛び掛ったりリードをかんだりしていました。

      [生後6ヶ月] 体重は20kgを優に超えていましたが中身はまだ仔犬のままでした。
       モップや掃除機には吠えてじゃれたりとびつき、お散歩へ行こうとしてリードを持つと、飛び掛って手に噛み付いたり、・・・・
       ダイニングのいすをバリバリに噛んで壊したり、台所の引き出しを前足で開けて中のものをいたずらし始めました。
      ドッグランでは撮影中のニューファンドランド犬の背中にとびのりおどろいたものです。

      人生のパートナー、家族としての共存

      • 犬の起源に関しては、世界中でいろいろな説があるようですが、狼にしてもコヨーテにしても
        一万数千年以上前には犬として家畜化されていたようです。
      • 自然界の中から人間に従属して生きるようになった犬ではありますが、
        そのパートナーとしての気質は充分に持っています。
      • 犬の学習能力は素晴らしいものがあり、こちらの意思がちゃんと伝わることができれば、
        人間の5歳児くらいの考える能力・感性を持っていることは間違いないと思います。
      • ことばを理解し、愛情を還元してくれる犬は飼い主の心をいやしてくれます。
        家族として良い環境の中で愛情も持って根気よく教えることにより、
        上手に飼い主との意思の疎通ができるようになります。
      • 我が家ではメグはペットではなく、家族としてともに暮らしていいる大切な存在です。

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